浪人が決まったら必ずやる!3月にやるべきこと

次の受験を見据えてすぐに準備を!

「浪人確定したけど、受験で疲れたから少し休みたい、、、」
そう思う気持ちも分かります。少し気分転換することも重要です。
しかし、是非この記事に書いてあることをまず完了してから一休みしましょう。

①まずは一年間を振り返り

まずは今年一年間を重点的に、受験勉強期間の振り返りをしましょう。
志望校に対して「どこまで達成できていて、何が足りなかったのか」を確認、またその過程において「どれくらい頑張れたのか、障害になったのか」を確認しましょう。

問題点を洗い出さなければ来年の合格は無い

合格出来なかったということは、必ず足りなかったことがあるということです。逆に言えば、足りなかったことを補うことができれば合格出来るということです。
その「足りなかったこと」を明確にしなければ、ゴールまでの距離がわからないし、今後の走り方を決めることも出来ません。
振り返りをして、何がダメだったのかしっかり確認をしましょう。

「足りなかったこと」を軸に学習計画が立つ

今年一年は「足りなかったこと」を埋め合わせ、さらにプラスアルファの対策をするイメージで学習計画を立てる必要があります。
振り返る中で志望校に落ちた原因を分析し、今年一年で補完していきます。さらに安全圏に到達できるよう、少し広めの学習をするのがいいでしょう。
よって振り返りの際は、「どんな勉強をしていたか」という視点より、「何が邪魔をしたのか、何が足りなかったのか」を重点的に細かく調べましょう。

浪人生の強みは「失敗経験」

現役生と違い、一度失敗していることで足りない要素を明確化できるのは浪人生の強みです。それを活かし、アドバンテージを取りましょう。

②3月中に志望校を決める

失敗経験から早期に決めることができる

今年の志望大学をもう一度目指すも良し、今年の結果からレベルを上下させるも良し。とにかく3月中に決めましょう。
今回の不合格という失敗は一つの結果です。受験生の努力量や勉強量に対してどのレベルまで到達できたかの明確な結果です。
その結果から、これまでの勉強量から次の一年でどれくらいの学力向上が見込めるのかある程度予測することが出来ます。
現役生だと学力の伸びのイメージが沸きづらく、志望校が直前にぶれることがよくありますが、浪人生は一度経験していることもあり、早期決定が可能です。

明確な目標を作ることは大切

勉強のモチベーション維持のためにも志望校は大切です。ゴールまでの距離が分からないまま走り続けるのは辛いことです。3月にゴールを決めることが出来れば、ゴールまでの距離感がイメージでき、一年間走りやすくなります。

③予備校か在宅かを決める

自分に合った学習環境を用意する

振り返りから、自分に合った学習環境がわかっているはず。授業形式がいいのか、自習がいいのかなど、様々な側面から学習環境を選択しましょう。
自分にあった学習環境で勉強するのが一番成績向上を見込めます。

自己管理がキッチリ出来ないのであれば、予備校一択

自己管理が出来ない人は予備校に行くことをおすすめします。必須と言っても過言ではないでしょう。
特に現役生から初めて浪人生になる人は自分を厳しく評価し、毎日学習計画に沿ってキッチリ勉強できるイメージが沸かなければ、予備校を選択しましょう。
高校という半ば強制的に勉強する習慣が無くなり、生活リズムから勉強の計画まで、全て自分で進めなければならなくなります。自己管理に自信がない人は予備校で学習・生活基盤を作り、合格を目指すべきです。
独学で勉強して不合格だった浪人生も予備校に通うべきでしょう。自力で難しいのであれば、他の力を頼ることは甘えではなく賢い選択です。

保護者とよく相談する

自宅で勉強するとしても、予備校に通うとしても、保護者に負担がかかることは間違いありません。必ず相談するようにしましょう。相談する際は以下のことをしっかり説明出来るようにしましょう。

・今年の反省、問題点
・次の志望校
・どうすれば合格出来そうか
・そのために自宅/予備校で勉強したい理由

上記を整理することは自分のためでもあります。どうしてこの環境を選んだのかを明確に考えて置くことで、どの環境を選んだとしても甘えることが出来なくなります。

④学習計画を立てる

これまでを振り返り、学習環境を決めたら、次は年間学習計画を立てましょう。浪人生だからこそ、より精度の高い学習計画を立てることができるでしょう。

何となく勉強するのは危険

多くの受験生が「学習計画」をあまり意識せずに学習を進めています。しかし、計画のない受験勉強の勝率は低いです。出題範囲、志望校のレベル、いまの実力、こういった情報を元に学習計画を立て、勝つべくして勝つ。大学受験は戦略が重要です。

こちらの記事で学習計画の立て方を紹介していますので、参考にしてみてください。
これから始める大学受験の準備【第6弾:学習計画を立てる】

⑤ここまでやってから小休止

不合格で落ち込んでいたり、次への切り替えに時間がかかる人もいるでしょう。ここまでやってから少し休憩するのはむしろ必要かもしれません。数日は気持ちを切り替える期間として休むことも大切です。

生活リズムは崩さない

休むと言っても、昼夜逆転するような生活や、昼まで寝るような生活は避けましょう。一度生活リズムを崩すと、復帰に倍の日数がかかります。いつでも勉強に切り替えられるように生活リズムは維持して、勉強の時間に相当する時間を、リフレッシュに充てるようにしましょう。

⑥生活リズムと学習習慣を確立する

少し休んだら、3月中に生活リズムと学習習慣を確立しましょう。3月中に確立出来なければ、次の受験も失敗する可能性が高まります。必ず身につけましょう。

新生活に慣れることが大切

現役生から浪人生になった人は「新生活」です。これまでと違い、自分と戦う場面も増え、気づいたら脇道にそれることも多いでしょう。新しい生活の中で受験勉強を進めることが出来るよう、まずは慣れることに重点を置きましょう。

まとめ

次の受験で失敗して浪人を繰り返さないよう、振り返りと計画をしっかりしましょう。足りない所を補えば合格できる、勝つべくして勝ちましょう。
医学部受験で予備校をお探しの方は是非四谷メディカルへお気軽にご相談ください。学習計画の定時、ペース維持のサポートまで、手厚い指導をさせていただきます。

関連する記事