ズバリ、女子医学部受験の合格ノウハウ

私はこの10年間に4度の手術を経験しています。

 

内訳を言えば、慶應で1回、女子医で1回、都内の著名な病院で2回です。

この4回の内3回が女性医師によるものでした。

 

慶應では手術の教科書に執筆している程評判の先生で女性です。手術も見事でしたが、術前の患者である私をリラックスさせ、術中に不安や苦痛を回避し、術後には「私の仕事はここまで。あとはご家族の愛情に優るものはありません」と家族に術後ケアを引き継ぐところなど、手塚治虫氏のアニメの主人公ブラックジャックさながらでした。女子医が男性医ですが、著名病院の方も女性医。いずれも評判の名医です。

 

女性の医師の比率と騒がれた不正不合格受験

(画像引用元:https://www.pakutaso.com/)

 

今年度は東京医科に端を発し、女子や多浪の受験生が不正に不合格にされたと騒がれた一年でした。

 

これによって、今後こうした入試差別は起きなくなると言っている人も少なくありませんが、そもそも、どの受験生を合格させるかは大学側に裁量があり、厳密に言えば不正とは言えないでしょう。

 

これは医学部だけはなく、高校入試でも男女の合格者数の調整は行われているのが常です。

 

今後医学部受験がどう変わっていくかの議論は世間に任せるとして、もしあなたが女子受験生なら、重要なことは『どう対策するか?』です。

 

 

医学部は女子比率の高いところから低いところまではっきりしています。

そのようなデータは、ネット上で幾らでも見ることができるので、ここでは省きますが、医学部によって女子比率に開きがあるのは、医学部側にその意識があることは明らかです。

 

以前、他所の予備校の校長で「多浪生や女子が不利というのは都市伝説に過ぎない」などと言っていましたが、これはあまりに情報不足。

一応、東京医科の問題からその事実が証明されたわけです。

 

医師というと昔は圧倒的に男性社会でしたが、国から「医学部の女子比率を40%まで上げるように」という通達がされた以降は、少しずつ女子比率が上がってきており、医学部によっては半分が女子という大学もあります。

 

しかしながら、女性医師に対する環境は昔ほどではないにしろ、まだまだ働きやすいとは言えないのかも知れません。

ただこれは、日本の医療制度に起因している部分もあります。日本は社会保険などの医療保険制度が充実しており、また、多くの医療機関では当日の診察が可能で、病院に受付さえしてしまえば何時になろうが医師が診てくれます。海外ではこういう国は多くはありません。

そのため、医師に限らず医療現場で働く人たちへの負担は決して少なくないのです。

 

将来は医師になろうと、医学部を目指している女子受験生はこうした医療現場の現実も知らねばならないでしょう。

自分の美容のケアを後回しにして、多くの患者に尽くさねばならない仕事であることを知らねばなりません。

 

もちろん、そうした医療機関だけではないのも事実です。高い報酬を受けて比較的休みも多く優雅にやっていると言っている私の教え子はいわゆる美容外科の医師です。

 

医学部を目指す女性へ 合格のノウハウを伝授

(画像引用元:https://www.pakutaso.com/)

 

医学部を目指そうという女子は、多くの医療現場が楽ではない現実を知って、それでも、「私は医学を学んで他人に奉仕をしたい」という思いでいられますか?

もし、あなたが、そのような意識で受験に臨むのなら、願書の志望理由にその思いが溢れているのなら、面接の際にその気持ちを面接官に伝えられるのなら、あなたには医学部に合格できる要素があります。

女子比率の開きを見ると、それは入試問題に医学部側の意識が現れていることがわかります。

女子比率の高い医学部は大抵英語重視、数学が思考力を要求する難しい問題が少ないのです。

一般的に数学が得意な女子は少ないと考えられており、実際にその傾向があるんです。

つまり、女子比率を抑制したいなら数学を難しくすることで可能になるのです。

これを理解すれば、女子受験生は、数学の問題傾向で受験校を選別するという作戦があります。

英語重視、数学は思考力を重要視していない問題が頻出される医学部に出願すればいいわけです。

 

しかし、そうとばかりは言ってられないのが現実。

数学の問題は年々難化傾向にあります。

 

そうとくれば、ズバリ、数学に力を入れて勉強することが合格を左右する!と断言しましょう。

 

そのハードルを越えるために、女子であるあなたは数学力を高めてください。

 

今後、性別による露骨な合否分けはし難くなるでしょう。

かと言って、男子枠女子枠を限定して募集する方法は現在の医学部には困難な障害が多いと思います。そうした話が興味がある受験生は、ここでは書けませんから、面接においでください。

 

女子は数学が苦手な人の比率が男子より高いというのは、国際的にもデータが示していることで、女子比率を上げたくない医学部は入試の数学の問題を難しくしてくるでしょう。アメリカで始まり世界的に広がり、日本にも上陸した社会全体で理工系の人材を育てることを目標にるSTEM教育のテーマの一つもこの「女子の数学力をどう上げるか」なのです。

実は、私はあの手この手、色々な裏技を持っています。

 

医学部受験に30年以上、関わってきたし、教え子の中には教授になっている方も何人もいます。

 

女子医学部受験の合格一例

多浪女子が医学部に合格した一例を紹介しましょう。

正直、合格し難いイメージは何となく感じるのではないでしょうか?

このカードをどうやって勝ちに持っていくかはプロの腕です。

私は、ある大学の理学部数学科に一度入学してもらい、翌年再受験で医学部を受けてらった、あるいは数学科を卒業後編入で国立大医学部を受けてもらったというケースを幾つも経験してきています。

その多くは上手くいきました。

彼女たちは、多浪というハンディを再受験というライセンスに変え、数学の思考力、特に大学数学により入試数学を容易に解いてしまうという武器を身に着け医大生となったのでした。

こうしたノウハウはまだまだたくさんあります。

 

医学部受験生のみなさん、どうぞ、私の引き出しを利用してみてください。

(学院長)

 

 

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