医学部を再受験したい!再受験生に寛容な大学や合格率は?

医学部を再受験したい!再受験生に寛容な大学や合格率は?

「医学部に入って人生をやり直したい!」

「やっぱり医者になりたいけど、大人になってからの再受験でも受かるかな?」

「仕事と医学部受験の両立をするにはどうすればいいんだろう」

こんなお悩みはありませんか?

大人になってからの医学部再受験は、決して簡単な道のりではありません。しかし、戦略や方法次第では、20代はもちろん30や40代でも合格する方がいます。

本記事では、医学部の再受験に必要な情報と知識をたっぷりとご紹介します。再受験生に寛容な大学や成功率まで詳しく解説するため、ぜひ最後までご覧ください。

再受験で医学部に入る方法は2つ

再受験で医学部に入る方法
再受験で念願の医学部に入るためには、初受験のときと戦略を変えることが大切です。再受験で医学部に入る方法として、主に以下の2つがあります

  • 一般試験に合格する
  • 編入試験に合格する

それぞれの方法を詳しく見てみましょう。

一般試験に合格する

現役生や浪人生とともに一般試験を受験して合格する方法です。大学受験には年齢の制限はなく、基本的に高校の卒業資格があればOKなので、年齢を問わず受験できます。

現在別の大学や学部に通っていたり、既に就職していたりする場合は、現状の生活を続けながら勉強することになります。現役生や浪人生よりも時間に制約がある環境で受験勉強をするのは、決して簡単なことではありません。

別の大学を既に卒業していたり、仕事を辞めて医学部受験に切り替えたりする場合は、勉強に集中できる環境を整えやすいため、合格率も高まりやすいでしょう。

ただし、時間の使い方や勉強方法によっても大きく異なります。一般受験で医学部を目指すのであれば、理想的な学習環境を整えることが重要です。

参考:大学入学資格について|文部科学省

編入試験に合格する

4年制大学を卒業した人(学士)は、学士入学と呼ばれる制度が適用され、編入試験により別の大学で2年次や3年次などから再入学できます

編入試験であればこれまでの学生生活を活かせるため、一般試験よりも短期間で卒業を目指せるのは大きなメリットです。

ただし、メリットは大きいものの、倍率の面で見るとかなり厳しい戦いになることが予想されます。一般受験であれば4倍程度の倍率とされていますが、編入の場合は20倍以上が想定され、高倍率の学校であれば50倍以上になる可能性も否定できません。

一般試験・編入試験ともに険しい道のりであることを踏まえたうえで挑戦することをおすすめします。

関連記事:社会人から医師へ転職!おすすめの大学/医学部は?

医学部を再受験するメリット

医学部を再受験するメリット
険しい道のりとされる医学部ですが、再受験するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。考えられるメリットは以下の2つです

  • 医師を目指せる
  • 大学生活をまた始められる

それぞれのメリットを詳しく見てみましょう。

医師を目指せる

日本国内で医師になるには、医学部への合格は避けられない道です。医師になるには膨大な時間と費用がかかりますが、再受験の場合はさらに負担が大きくなります。それでも医学部の再受験を目指す人は少なくありません。

再受験を目指す人は主に20代に多く見られますが、30代や40代にも存在します。全体の合格者数の中では極めて少ない数字ですが、不可能ではないことが分かります。どのような年代や環境でも医師を目指せるのは、覚えておきたいポイントです。

大学生活をまた始められる

学生生活は人生において自由に動ける貴重な時間といえます。医学部のようにハードな学部への再入学は自由と感じ難いかもしれませんが、勉強のために莫大な時間とお金を費やせるのは学生という限られた期間だけです。

大学生活をもう一度始めるというのは、とても贅沢なことだといえます。医学部に合格して学生として大学生活をリスタートできれば、1度目の学生時代にやり残したことを実現する機会にも恵まれるでしょう。

大人になってから大学に再入学をすると、現役時代以上に勉強できることへの喜びや価値を感じやすいといわれており、1度目の学生生活よりもさらに充実する可能性もあります。大学生活をもう一度取り戻したい方にとっても、医学部の再受験はメリットが大きいでしょう。

医学部を再受験するデメリット

医学部を再受験するデメリット
医学部の再受験には大きなメリットがありますが、メリットの分だけデメリットも大きくなります。考えられるデメリットは以下の2つです

  • 時間とお金がかかる
  • 学習効率が落ちている

それぞれのデメリットを詳しく見てみましょう。

時間とお金がかかる

医学部を経て医師になるまでには、膨大な時間とお金がかかります。医学部の卒業までは6年間かかり、卒業後には初期臨床研修に2年間を要します。

莫大な時間と学費が必要ですが、医学部にはそれに見合うだけの価値があります。大学によっては学費の値下げや免除制度を導入している学校もあり、私立大学でありながら国公立大学よりも学費をかけずに医師になれるケースもあるため、情報は随時チェックしましょう。

学習効率が落ちている

医学部の再受験を決める前に気を付けたいのが、現在の学習能力を客観的に判断することです。学生時代は医学部も視野に入るほどの学力があった方でも、年齢を重ねるごとに記憶力は低下する傾向があります。昔と同じ量を勉強しても、当時と同等の学力が身につくとは限りません

また、社会人として仕事と両立して学習する場合は、現役生や浪人生と同程度の勉強量をこなすこと自体が困難です。使える時間に制約がある場合は、その時点で大きなデメリットとなります。

記憶力の問題や仕事との両立などのデメリットを補えるだけの学力と体力が備わっているかどうかは、再受験を目指す際の判断材料となります。8年後に医師として活躍するためには必須な要素でもあるため、冷静に見極めたいところです。

医学部医学科における再受験の難易度は?

医学部医学科の再受験を検討している方は、どの程度の難易度になるのかを知っておきましょう。まずは、受験者数と合格者数をチェックしていきます

参考:医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査の結果速報について|文部科学省

医学部医学科の受験者数

文部科学省が発表している平成30年のデータで見ると、医学部医学科の受験者数は、男性76,572名・女性48,601名の合計125,173名でした。当時から過去6年分のデータを見ても、合計人数は12万人前後です。以下に該当年度の受験者数をまとめた表を記載します。

平成30年度受験者数 男性 女性 合計
76,572 48,601 125,173
平成29年度受験者数 男性 女性 合計
77,249 47,968 125,217
平成28年度受験者数 男性 女性 合計
77,490 47,019 124,509
平成27年度受験者数 男性 女性 合計
76,911 46,307 123,218
平成26年度受験者数 男性 女性 合計
77,378 46,991 124,369
平成25年度受験者数 男性 女性 合計
71,556 41,845 113,401

医学部医学科の合格者数

各年度の合格者数は、受験者数と比べると1割程度です。6年間を通してみても全体の合格率は10%程度と、医学部医学科の合格は狭き門であることが分かります。さらに、そのうち22歳以上の合格率は5%前後とより厳しい状況がうかがえます。

平成30年度合格者数 男性 女性 合計
8,812 4,597 13,409
平成29年度合格者数 男性 女性 合計
8,626 4,782 13,408
平成28年度合格者数 男性 女性 合計
8,972 4,561 13,533
平成27年度合格者数 男性 女性 合計
8,561 4,419 12,980
平成26年度合格者数 男性 女性 合計
8,330 4,174 12,504
平成25年度合格者数 男性 女性 合計
8,139 4,075 12,214
合格率 年度 男性 女性
合計 平成30年度 12% 9%
平成29年度 11% 10%
平成28年度 12% 10%
平成27年度 11% 10%
平成26年度 11% 9%
平成25年度 11% 10%
うち22歳以上 平成30年度 5% 4%
平成29年度 5% 4%
平成28年度 6% 5%
平成27年度 6% 4%
平成26年度 6% 4%
平成25年度 6% 5%

医学部の再受験生に寛容な国公立大学

厳しいとされる医学部の再受験で合格するためには、学校選びが重要です。国公立大学の中には、医学部の再受験生に寛容な学校もあるため、志望校の候補として検討してみてはいかがでしょうか。ここでは、該当する国公立大学をご紹介します。

参考:医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査の結果速報について|文部科学省

山形大学

山形大学は、2019年に創立70周年を迎えた大学です。山形市と米沢市、鶴岡市の3地区に4つのキャンパスがあります。

山形大学は、22歳以上の合格率が20〜30%程度と突出しています。平成27年度では、22歳以上の女性受験者6名のうち4名が合格し、67%という高い合格率を出しています。四谷メディカルでは、2022年に1名の合格者を輩出しています

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 19% 29%
平成29年度 22歳以上 18% 25%
平成28年度 22歳以上 29% 35%
平成27年度 22歳以上 21% 67%
平成26年度 22歳以上 17% 21%
平成25年度 22歳以上 29% 12%

長崎大学

長崎大学は、長崎市にある大学です。1857年にオランダの軍医ポンペ・ファン・メーデルフォールトが、長崎奉行所で西洋医学の教育を始めたことが起源となり、長崎大学になりました。

長崎大学は15〜25%程度と高い合格率を出しており、22歳以上の受験者が注目したい学校の一つです。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 21% 20%
平成29年度 22歳以上 27% 11%
平成28年度 22歳以上 13% 19%
平成27年度 22歳以上 16% 17%
平成26年度 22歳以上 16% 10%
平成25年度 22歳以上 18% 6%

滋賀医科大学

滋賀医科大学は、昭和49年に開学した医学部医学科の単科大学です。医学と看護学に特化しているのが特徴です。滋賀医科大学の場合、22歳以上の合格率が10〜20%程度で推移しています。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 17% 6%
平成29年度 22歳以上 11% 15%
平成28年度 22歳以上 12% 8%
平成27年度 22歳以上 13% 4%
平成26年度 22歳以上 24% 20%
平成25年度 22歳以上 11% 11%

九州大学

九州大学は、約19,000人の学生と教職員約8,000人が在籍する大学です。九州大学には主に4つのキャンパスがあります。

九州大学は年度による差が見られます。しかし、平成25度年と平成30年度で比べると、22歳以上の合格率は男性は8%から26%に、女性は9%から20%にアップしています。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 26% 20%
平成29年度 22歳以上 15% 10%
平成28年度 22歳以上 10% 0%
平成27年度 22歳以上 16% 7%
平成26年度 22歳以上 12% 0%
平成25年度 22歳以上 8% 9%

島根大学

島根大学の医学部は、次世代を担う医療人の育成と先進医療の地域への還元を目指しています。松江キャンパスと出雲キャンパスの2つがあります。島根大学の場合、22歳以上の合格率は10〜20%です。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 17% 13%
平成29年度 22歳以上 23% 8%
平成28年度 22歳以上 16% 14%
平成27年度 22歳以上 15% 13%
平成26年度 22歳以上 17% 5%
平成25年度 22歳以上 12% 12%

信州大学

信州大学は、長野県松本市にある大学です。豊かな人間性や高い倫理観などを兼ね備えた、広く社会に貢献できる医師の輩出を目指しています。信州大学は平成30年度の合格率で男女差のバランスが乱れたものの、ほかの年度の22歳以上の合格率は10〜20%程度です。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 28% 0%
平成29年度 22歳以上 19% 13%
平成28年度 22歳以上 25% 17%
平成27年度 22歳以上 16% 9%
平成26年度 22歳以上 10% 7%
平成25年度 22歳以上 12% 11%

琉球大学

琉球大学は沖縄にある国立大学です。琉球大学医学部と琉球大学病院は、2025年に宜野湾市西普天間地区に移転する予定で、海が一望できる真新しい校舎と病院で学ぶことができます。琉球大学の22歳以上の合格率は10〜20%程度です

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 14% 15%
平成29年度 22歳以上 10% 7%
平成28年度 22歳以上 13% 7%
平成27年度 22歳以上 15% 3%
平成26年度 22歳以上 15% 0%
平成25年度 22歳以上 18% 21%

医学部の再受験生に寛容な私立大学

次に、私立大学の中から医学部の再受験生に寛容な学校を見てみましょう。

参考:医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査の結果速報について|文部科学省

川崎医科大学

川崎医科大学は、岡山県倉敷市にある大学です。川崎医科大学は10〜15%程度の合格率です。四谷メディカルからは、2021年に合格者を1名輩出しています。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 11% 12%
平成29年度 22歳以上 11% 19%
平成28年度 22歳以上 8% 13%
平成27年度 22歳以上 14% 12%
平成26年度 22歳以上 6% 2%
平成25年度 22歳以上 10% 12%

福岡大学

福岡大学は、総合大学ならではの多彩な共通教育が特徴です。医学部では、コミュニケーション能力の高い、豊かな人間性のある医療人の育成を目指します。福岡大学の22歳以上の合格率は5〜6%前後です。四谷メディカルからは、2022年に合格者を1名輩出しています。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 6% 3%
平成29年度 22歳以上 6% 5%
平成28年度 22歳以上 3% 3%
平成27年度 22歳以上 4% 5%
平成26年度 22歳以上 5% 2%
平成25年度 22歳以上 4% 8%

金沢医科大学

金沢医科大学は石川県にある大学です。金沢医科大学の22歳以上の合格率は、3〜5%程度です。四谷メディカルからは、2021年に合格者を2名輩出しています。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 3% 3%
平成29年度 22歳以上 3% 3%
平成28年度 22歳以上 5% 3%
平成27年度 22歳以上 4% 4%
平成26年度 22歳以上 4% 3%
平成25年度 22歳以上 8% 5%

東海大学

東海大学の22歳以上の合格率は2〜3%程度です。四谷メディカルからは、2021年に合格者を1名輩出しています。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 2% 2%
平成29年度 22歳以上 3% 2%
平成28年度 22歳以上 2% 1%
平成27年度 22歳以上 3% 4%
平成26年度 22歳以上 2% 4%
平成25年度 22歳以上 3% 3%

帝京大学

帝京大学は、東京都板橋区にある大学です。帝京大学の22歳以上の合格率は1〜2%です。四谷メディカルからは、2021年に合格者を2名輩出しています。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 2% 2%
平成29年度 22歳以上 1% 2%
平成28年度 22歳以上 2% 1%
平成27年度 22歳以上 2% 1%
平成26年度 22歳以上 1% 1%
平成25年度 22歳以上 2% 2%

久留米大学

久留米大学は福岡県久留米市にある大学です。久留米大学の22歳以上の合格率は5〜10%程度です。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 7% 4%
平成29年度 22歳以上 9% 5%
平成28年度 22歳以上 8% 7%
平成27年度 22歳以上 8% 6%
平成26年度 22歳以上 9% 10%
平成25年度 22歳以上 10% 6%

北里大学

北里大学医学部のキャンパスは神奈川県相模原市にあります。北里大学の22歳以上の合格率は5〜10%程度です。

年度 区分 男性 女性
平成30年度 22歳以上 6% 9%
平成29年度 22歳以上 5% 5%
平成28年度 22歳以上 5% 1%
平成27年度 22歳以上 11% 16%
平成26年度 22歳以上 7% 5%
平成25年度 22歳以上 11% 4%

30代・40代向け!医学部再受験を成功させるポイント

30代・40代向け!医学部再受験を成功させるポイント
社会人としての経験を経て医学部の再受験にチャレンジしたい方は、さまざまな点を考慮して取り組む必要があります。ここでは、30代や40代の方が覚えておきたい医学部再受験を成功させるポイントを見ていきましょう。

志望動機を明確にする

医学部の受験では面接が必須です。面接を通して医師として働くうえでの適性をチェックされるため、医療従事者としてふさわしい対応をとれるようにしておきましょう。

特に、30代や40代の受験ではこれまでの人生経験で培った価値観も見られるため、現役生よりも深い質問をされる可能性があります。

どのような質問にも動じることなく回答できるように、志望動機を明確にしておきましょう。人生の再チャレンジに至った背景や理由などを熱意を込めて話し、医師として活躍するためのビジョンを伝えることが大切です

関連記事:医学部受験は面接が重要!その理由と面接質問例

家族や職場からの協力を仰ぐ

医学部合格は、現役生や浪人生であっても険しい道です。働きながら仕事と勉強を両立させようとする方は少なくありませんが、体力面でも負担が大きく挫折してしまうケースもあります。

30代や40代であれば、仕事だけでなく家庭を持っているケースもあるでしょう。受験によって負担をかける可能性が高いため、家族や職場など周囲の人への相談は必須です。受験を始める前に理解を求め、協力を仰ぎましょう。

学習スケジュールをしっかり立てる

働きながら医学部合格を目指すのであれば、学習スケジュールを適切に立てることが重要です。仕事の後や休日など限られた時間で勉強するため、適当に進めると時間が足りなくなるおそれがあります。受験直前に後悔しないためにも、受験日から逆算して学習スケジュールを立てておきましょう

また、受験間際に志望校を固めるのはおすすめしません。再受験する学校をあらかじめ決めておくと、自分の学力から考えた勉強量や過去問の取り組みなどを進めやすくなります。

最初に立てたスケジュールに違和感が出たら、随時調整していきましょう。状況や学力に応じて柔軟に調整し、無理なく効率的にできる環境を整える意識が大切です。

関連記事:社会人・他学部の方向け!ゼロスタートからの医学部合格最短メニュー・必勝法 ~第2弾~

勉強期間中の費用を確保する

医学部の受験というと、合格後にかかる入学金や授業料などに気をとられる方は少なくありません。かなり高額のため先々の費用について考えることは大事ですが、受験のための勉強期間中にも費用は発生します。

独学でも参考書を買ったり、予備校に通ったりと、大きな費用がかかります。予備校に通う場合はまとまったお金が必要になるため、費用を確保しておく必要があります。受験直前に資金面を気にしなくて済むように、再受験を始める前に費用面の心配がないような段取りにしておきましょう

関連記事:社会人の医学部受験に必要なこと

医学部予備校に通う

医学部受験に独学で挑むのは、あまり現実的な方法とはいえません。医学部受験はとてもハイレベルであり、仕事をしながら自分のペースで学習するのはあまりにハードです。

医学部受験をするのであれば、専門的に勉強できる医学部予備校が適しています。医学部の受験に必要なノウハウを持つプロの講師陣から指導を受けることにより、効率的な学習が叶います。

医学部予備校は少人数制を導入しているケースが多く、丁寧で細やかな指導が受けられるのも魅力的です。個人の状況にあわせた綿密な対応を受けられるため、仕事と両立したい30代や40代の方への頼もしいフォローが期待できます。

医学部の再受験なら四谷メディカル

医学部の再受験にチャレンジする方は、ぜひ四谷メディカルにお任せください。四谷メディカルは多浪生・再受験・偏差値30からの受験からの合格実績を多数持つ医学部予備校です。

医学部受験のスペシャリストによる1クラス10名の担任制により、ゼロからのスタートであってもプロの戦略戦術で医学部合格へと導きます。1年で医学部合格へと導く「合格保証コース」の用意もあり、万全の対策で挑みたい方にもぴったりです。

大学の卒研ゼミのようなラボラトリー(研修室)制を導入しており、生活面やメンタル面を含めた相談やフォローも柔軟に行います。状況に応じた指導により、忙しい大人の再受験であっても学習の定着率アップを叶える予備校です。

四谷メディカルは、あなたの再受験を手厚くサポートいたします。電話による気軽なお問い合わせ個別相談資料請求まで幅広く承っています。ぜひお気軽にご連絡ください。

私達が医学部【再受験生】を応援するわけ

当校は、医学部受験に特化ております。
また、合格を目指すにあたり完璧な指導・サポートをする為その道のプロの講師陣が在籍しています。
さて、当校は以前より【再受験生】の応援にも非常に力を入れています。
今回は、なぜ【再受験生】を応援し続けるのか。
その理由を少しだけお話ししたいと思います。

医学部は、理系?文系?

医学部は理系でありながら、文系の要素も強い。と、昔から思っています。

医学部での勉強では、とても覚える事が多く、暗記は学習で非常に重要な要素となります。
医学部での学びは『インプット』がとても多いです。
そしてそれは、暗記と言っても過言ではありません。
医学部に進学した後、学習に覚える事が多いことに皆さんは驚かれることでしょう。
例えば、医学の基礎『解剖学』。これは医学には欠かせないもの。入学後に早速、覚える事が始まります。一言で『解剖学』と言っても、『骨』『臓器』『筋肉』等、たくさんあります。
例えば『骨』。健康な成人には全部で206個の『骨』があり、それら全てに名前があります。これらを覚える作業は、『暗記』と言って間違えないでしょう。

しかし、医師になり臨床に出た時はどうでしょう?
これは、『アウトプット』であると言えるでしょう。
医学生時代にたくさん『インプット』した知識。これをフルに活用する場所。
それが、臨床の現場です。
知識がどんなにあっても経験(スキル)が足りない。または、『絶対』がない医療現場。
時には、マニュアルは役に立たない場合も多くあります。

理系の人達は、『白・黒』はっきりさせる事が習慣になる傾向があります。
またそこを追求する。という一面も強いのではないでしょうか?
理系の人は、学んだ知識から答えを導き出すのが得意。または、好き。
と、言う人は多いと思います。もちろん理系の面白さは、そこにもあります。
しかし、答えが無い場合。自ら、創らなければならない。
そんな場合、臨床医にはならずに研究の世界に進むという、優秀な理系人材が多いです。

数学が苦手。理科は物理よりも生物が得意。理系ではないけれど、医師になりたい。医学部入試を突破したい!と、考えている文系大学出身の【再受験生】は、
資質としては臨床医に向いている場合が多いと、私達の経験で感じます。

30年の医学部受験に関わった私達の人生の中で、こうした経緯で医学部に進学た、【文系再受験者】は、現在、多くの臨床現場で医師として活躍されています。

だから私達は【再受験生】を、応援したい!!

私達は医学部【再受験生】を応援したい!そう思い続けているのは、
もちろん皆さんの夢を叶えて欲しい。
文系・理系に強く囚われる必要はなく、それぞれに得意な分野がある。
さらに、現在の医療現場の医師不足。
臨床医は非常に大切な存在です。

私達の医学部受験のノウハウも、経験数から来ていると自負しています。
それらの経験に基づく指導、助言を、【再受験生】に提供していきたいと、常に思っています。

臨床医は、臨床をたくさん経験し医師として成長していきます。
医学生時代は、血が苦手な医学生で、血を見ないでいい診療科目を望んでいたのに実際に医師になる頃には、臨床経験を積んだ事で血が気にならないどころか腕のいい外科医になった。というお話を、よく聞かせていただきます。
しかし医師は、腕がいいだけではいけない。良い医師になるには、自信と謙虚さが必要であると思います。

医学部受験指導もこれに似ていて、特に【再受験】や、低学力からの医学部合格、それは指導経験がものを言うと私達は考えています。

最適な医学部受験指導もこれに然りなのです。
経験と、実績、そしてその成績に驕る事なく、私達も日々成長していく必要があるのです。

予備校選びに迷ったら、四谷メディカルがおすすめ

面接・小論文の指導も対応してくれる医学部予備校・四谷メディカルがおすすめです。面接・小論文はかなり手厚く指導してもらえますし、生命科学の指導まで対応しれくれる医学部予備校は数が少ないです。
編入試験と一般試験について、詳しい話も聞けるので、まずは四谷メディカルに相談しましょう。

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