これからの女子医学部受験対策

最新の女子医学部受験の動向

医学部受験において、女子・多浪生を得点操作により不当に不合格にしていたことが昨年、ニュースを賑わせていました。

さて、今年の結果を簡単に、ご紹介いたします。
2019年の東京医科大【一般入試】の合格率が、男子16.9% ・ 女子16.7%

男女の合格率はほぼ同じ、【大学入試センター試験の結果を使った入試枠の受験者】を含めると、
女子の合格率は19.8%で、男子の19.3%を上回った。※日経新聞より
と、結果が公表されました。

これからの女子医学部受験は?

上記の今年度の合格者比率を見て性別での優位差なく、受験できるようになった。
そう考える方が、多くいらっしゃる事でしょう。

そもそも医師という職業。
それには、医学部によって『男女の適性・役割』について考え方の差があります。

その考えが、以前の様な男子優位の得点不正操作等の問題に繋がったのかもしれません。

しかし、今は世の中の風潮が医学部受験だけでなく、様々な場面での男女差を、取り除いていっている。と、感じています。

男女の差があらゆる面でほとんどなくなる社会というものは、遠からず訪れると思います。

それは30年程先でしょうか…?

私はそう思っています。
その【男女差のない社会】が、日本人。いいえ、全世界の社会において正しいかどうかは別として、社会全体のシステムは、今そう変わろうと動き出している。
私は、その様に考えています。

ですから、医学部受験においても【男女差】を気にする様なことは遠くない将来に無くなるでしょう。

女子医学部受験生の対策

【男女差】が無くなる受験・社会が遠くない将来、訪れるはず。と申し上げましたが、やはり【すぐ】というのは難しいでしょう。
少なくとも今年や来年の受験には、【男女差】を意識した対策が必要だと思います。

そして、その対策として考えられる事をご紹介します。

【今後は入試問題で、男女のふるい分けをする】と、予測をしている専門家のコメント。
多くの受験生や保護者の方は、目にする機会が多いと思います。

女子が男子と比べて、【数学】が苦手。というデータがあります。
そして、その【数学】は、難化していき、さらには、新傾向の問題が作成されています。
来春入試ではこの新傾向の数学問題が、受験生に初見参するはずだと予想されます。
また、女子の選択が多い【生物】。
これはさらに、難化していくと予想されます。
それに備えた対策が、合格に近づく鍵なのです。

四谷メディカルでは、この点を踏まえ、【数学】はもとより万全の体制を整えています。
そして、業界一の指導力と、医学部受験生、医学生から高い支持を受けている、夕部泰弘講師と夕部教室出身のTAを備え、【生物】に対しても、万全な対策を取って女子医学部受験をサポートしていきます。

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